「不動産担保ローン」でできること
私は生まれてからずっと日本に居ますが、もうずっと長く不景気が続いているように思います。
時々テレビのニュースなどでは景気回復らしきコメントを聞きますが、一般家庭では家計は火の車ではないでしょうか?
我が家も何年も切り詰めて生活をしていますが、貯金なんて全然できません。
50歳に近づいた主人が、退職したら何か自分で仕事をしたい、と言い出したのです。
主人の勤め先は小さな工場で退職金などというものはいただけません。
何をするにせよ先立つモノは要るだろうからと、色々調べてみたんです。
そして私たち夫婦でも何とかなりそうな「不動産担保ローン」を知りました。
不動産担保ローンとは、不動産を担保にすることで、お金を借り入れることができる商品です。不動産を担保にすることで、まとまった金額を比較的低金利で借り入れることが可能です。一方で、万が一返済不能になった場合、担保にした不動産が売却されてしまう恐れがあるため、仕組みを理解したうえで利用することが大切です。
不動産担保ローンとは、土地や建物、マンションなどの不動産を担保にお金を借り入れることができる商品です。本人が所有している不動産はもちろん、金融機関によっては家族や法人名義の不動産のほか、購入予定の不動産を担保とすることもできます。
不動産担保ローンでは、信用力と担保不動産の価値を総合的に判断して審査を行います。そのため、一般的な無担保ローンに比べてまとまった金額を低金利で借り入れることができる点が特徴です。また、資金使途は原則自由であるため、さまざまな目的で利用できます。
不動産担保ローンの主なメリットは下記のとおりです。
不動産を担保としているため、無担保の個人向け「カードローン」や法人向け「ビジネスローン」よりも、低金利で借り入れることができます。日本貸金業協会が公表している月次統計資料*によれば、消費者向けの無担保貸付の借入金利は約15%ですが、有担保貸付の借入金利は約4%です。
借入限度額が大きい
カードローンやビジネスローンは、一般的に1,000万円程度が借入限度額です。それに対して、不動産担保ローンは、1億円以上の借入限度額とされていることも珍しくありません。
長期間借り入れられる
不動産担保ローンは、返済期間を長く設定することができ、金融機関によっては、最長35年のローンを提供しているところもあります。返済期間を長期にすれば、月々の返済額を抑えることが可能です。ただし、返済期間が長くなるほど、利息の負担額は大きくなる点には注意が必要です。
不動産担保ローンのデメリット
融資までに時間がかかる
不動産担保ローンは、無担保のキャッシングやカードローンのように、数分で審査が終了し、即日融資を受けられるわけではありません。審査の過程で担保不動産の価値を評価する必要があるため、スピードを重視する金融機関であったとしても、審査には数日、実際に融資が実行されるまでには1週間程度の期間が必要です。
手数料がかかる
カードローンの場合、借り入れする人が負担する費用は利息のみで手数料などはありません。一方で、不動産担保ローンでは、金融機関が不動産を担保とするにあたって、「事務手数料」、「不動産鑑定費用」、「印紙代」、「登記費用」などの費用がかかります。
これらの費用は、借入金額によって数十万円単位で発生するため、借入額が少額の場合は、低金利の借り入れができたとしても費用負担が大きく、結果的にカードローンよりも支払総額が大きくなることも考えられます。
返済不能になると不動産が売却される
金融機関は融資時に、担保不動産へ抵当権(根抵当権)の設定登記をします。抵当権とは、債務者がお金を返せなくなったときに、債権者が担保不動産を売却し、その売却代金から貸付金と利息を回収する権利のことです。つまり、返済が不能であると判断されると、担保不動産が売却されます。
どんなことでもメリットとデメリットがあります。
大きなローンの場合には慎重になって当然です。
調べてみて不動産担保ローンを検討してみようと思ったら、まずは無料審査がお勧めです。
所有不動産で希望する金額を借入れることができるのか、数日で審査が完了します。
我が家は古い一戸建てですが、主人が起業する為に何とかなりそうです。