低資金で始める投資

私が投資を始めてから感じる事はお金への意識も変わったことです。無駄遣いをしなくなりました。

節約ではないですが、例えば夫婦で毎月10万円を投資に回すとすると、10万円をどう捻出するかを考えなければなりません。自然と家計を見直して、今まで無駄遣いしていたところを削ろう、といった思考が生まれます。投資を始めることは、家計の収支を正しく把握し、無駄遣いしない習慣を身に付けるきっかけになるのです。

投資に興味があっても、「知識がない」「始め方がわからない」といった理由で踏み切れない人も多いようです。初心者が投資を始めるにあたり、

まずは書籍を読むことをおすすめします。特に「訳書」が良いと思います。訳書は海外で出版され、高い評価を受けたからこそ日本語訳されているわけなので、基本的には良書が多いです本を読むのが苦手、という人にはインターネットがおすすめです。

インターネットの情報は速報性に強みがあります。一方で、YouTubeやブログの中には、人を集めることで収益を上げているところも少なくありません。耳目を集めるためにセンセーショナルな話題ばかりを扱ったり、大げさな言葉で発信したりすることもありますから、信頼できる情報かどうかを見きわめる必要があります。

 若いうちは、あまり大きなお金を投資に回せないことが多いと思いますが、投資額が少ないからこそ、失敗しても経験としてその後に生かせるメリットがあるといえます。投資初心者の第一歩としては「つみたてNISA」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」がおすすめです。なぜこの2つを薦めるのかというと、そもそも長期積み立てを前提とした設計思想で作られた制度だからです。

 

特につみたてNISAは商品も限定されており、初心者向けではないものを買わないような仕組みになっています。投資初心者でも資産運用しやすいようにと、政府の肝いりで始まった制度ですから。やはりまずは、つみたてNISAとiDeCoから始めて堅実に資産を増やしていきましょう。