マイホーム購入するために知っておいてほしいこと


住宅ローンの金利が低水準である今、マイホームの購入を検討している人も多いのではないでしょうか。ローンの金利が安いとはいえ、マイホームは高い買い物です。特に収入によって借り入れできる額が変わってくることから、いつマイホームを購入するのがベストなのか見極めが難しいところもあります。

 

住宅購入に必要な金額や住宅ローンなど、マイホームの購入時期を決めるヒントになる「お金」についてご紹介します。マイホームをいつ購入するのが正解なのか、答えはありません。あくまでも自分が「今マイホームを購入するタイミングだ」と思った時期がベストタイミングです。とはいえ、何かきっかけがあると購入に踏み切りやすいもの。一般的なマイホーム購入のきっかけとなっているのが、以下のようなタイミングです。マイホームの購入に向けて具体的に考え始めたら、購入までにどのような手順を踏むのかを知っておきたいもの。んはマイホーム購入の流れは次のとおりです。

まずはどのような暮らしをしたいのかをイメージする

現状で無理なく購入できる金額を調べる。か

物件を探し始める。または施工会社について調べる

気になる物件を下見に行き、物件を決める

住宅ローンを借り入れる金融機関を決める

マイホーム取得に関する契約・住宅ローンの契約を結ぶ

引き渡し、引越し

マイホームを購入するときには、土地・建物の物件価格のほかにもいろいろな費用がかかります。

 

消費税

不動産にももちろん消費税がかかります。ただし、土地には消費税は課税されません。

 

諸費用

マイホームを購入するときの諸費用として、所有権移転登記の登録免許税・火災保険料・住宅ローンの保証料や融資事務手数料・団体信用生命保険の保険料・契約書に貼付する印紙代などが必要となります。目安として、物件価格の5〜8%を見ておくといいでしょう。

 

仲介手数料

中古マンションや土地など、不動産会社などが売主と買主の間に入って媒介するときには、仲介手数料が必要です。物件価格によって手数料が異なりますが、概ね物件価格の3%を見ておくといいでしょう。仲介手数料にも消費税が課税されるので注意してください。

 

不動産取得税

マイホームを購入したことで、不動産取得税が課税されます。2024年3月31日までにマイホームを取得した場合、物件価格×2分の1×3%(※)の取得税がかかります



マイホームを購入した後にも、ランニングコストがかかります。主な費用は以下のとおりです。

 固定資産税

不動産の所有者は、毎年固定資産税が課税されます。

 都市計画税

マイホームが都市計画法による市街化区域内にある場合、都市計画税が課税されます。

 修繕積立金・管理費・駐車場代(集合住宅の場合)

マンションなどの集合住宅の場合は、毎月固定費としてこれらの費用がかかります。

 リフォーム代・修繕代(一戸建ての場合)

一戸建ての場合は、修繕やリフォームのコストはすべて自分たちで負担しなければなりません。計画的に積み立てていきましょう。